8/1より、営業時間が変わります。金曜日以外 毎日10:00~0:00となります。       予約の受付は毎日20:00までです。20:00以降の予約も20:00までにお願いします。 詳しくはこちら

夏バテになる前に|沖縄の夏を元気に乗り切るセルフケア完全ガイド

当ページのリンクには広告が含まれています。

こんにちは。

沖縄・那覇でリラクゼーションサロンを営む

現役看護師の渋谷です。

「渋谷の保健室」へ、ようこそ。

「朝起きても、疲れが抜けていない」

「食欲がわかない」

「夜、よく眠れない」

「なんだかやる気が出ない」

夏になると、こんな不調が出ていませんか。

それは、夏バテの入口かもしれません。

夏バテのやっかいなところは、「なってから」では

なかなか抜けないこと。

でも逆に言えば、「なる前」に手を打てば

ぐっと軽くできます。

この記事では、夏バテが体の中でどう起こるのか

そして沖縄の夏を元気に乗り切るためのセルフケアを

看護師の目線でくわしくお伝えします。

少し長いですが、今年の夏を心地よく過ごすための

「保健室の処方せん」として、ゆっくり読んでみてください。


目次

夏バテの正体は「自律神経の乱れ」

まず、夏バテが体の中で何なのかを知っておくと

対策の意味がよくわかります。

夏バテの根っこにあるのは、自律神経の乱れです。

自律神経とは、自分の意思とは関係なく

体を24時間調整してくれている神経のこと。

体温の調節、汗をかくこと、胃腸の消化、血液の巡り、眠りのリズム。

これらをすべて、自律神経がコントロールしています。

寒暖差のくり返しが、神経を疲れさせる

問題は、夏の「温度差」です。

外は30度を超える猛暑。

一歩室内に入れば、冷房で20度台。

この大きな温度差を、一日に何度もくり返すと、どうなるか。

自律神経の中の「交感神経(活動モード)」と

「副交感神経(休息モード)」の切り替えが

追いつかなくなります。

体温を上げたり下げたりするたびに、神経はフル稼働。

やがて疲れがたまり、体のあちこちの調整がうまくいかなくなる。

これが、だるさや食欲不振、眠りの浅さとなって表れるのです。

胃腸と睡眠にも、影響が出る

自律神経が乱れると、胃腸の働きも鈍ります。

「夏になると食欲が落ちる」のは、気のせいではありません。

消化を担う副交感神経がうまく働かず

胃腸が十分に動かなくなるからです。

睡眠も同じです。

夜になっても休息モードに切り替わらず

寝つけない・眠りが浅いといった状態になります。

つまり夏バテは、「気合いが足りない」のではなく

体の調整システムが疲れているサインなのです。

(参考:厚生労働省 e-ヘルスネット / 環境省 熱中症環境保健マニュアル)

汗で失うのは、水分だけじゃない

夏バテを語るうえで、もうひとつ大切なのが「汗」の話です。

汗をかくのは、体温を下げるための大事な仕組み。

でも、沖縄のような高温多湿の環境では

この仕組みがうまく働きにくくなります。

湿度が高いと、汗が蒸発しない

汗は、皮膚の上で蒸発するときに体の熱を奪い、体温を下げます。

ところが湿度が高いと、汗が蒸発しにくい。

体は「もっと汗を出さなきゃ」とさらに汗をかき

エネルギーをどんどん消耗します。

それなのに、体温は思うように下がらない。

これが、夏のだるさを深くします。

塩分とミネラルも、一緒に出ていく

汗で失われるのは、水分だけではありません。

ナトリウム(塩分)やカリウムといった

体に欠かせないミネラルも一緒に出ていきます。

これらが不足すると、倦怠感が強まったり

足がつる(筋肉のけいれん)といったことが起こりやすくなります。

だからこそ、夏の水分補給は「水だけ」では足りないことがあるのです。

汗をたくさんかいた日は、塩分やミネラルも意識して補う。

これが、夏バテと熱中症、どちらの予防にも効いてきます。

(参考:環境省「熱中症環境保健マニュアル」/厚生労働省 熱中症予防のための情報サイト)

沖縄の夏が、特に夏バテになりやすい理由

「沖縄の人は暑さに強いから大丈夫」

そう思われがちですが、実はその逆です。

沖縄の夏には、夏バテの材料がそろっています。

暑い期間が、とにかく長い

本州の夏が数週間〜2か月なら、沖縄の暑さは何か月も続きます。

その間、自律神経が休まる涼しい時期がなかなか来ません。

疲れがリセットされないまま、夏のあいだ蓄積していくのです。

高温多湿で、汗が蒸発しにくい

前にお話しした通り、湿度の高さは体温調節を難しくします。

沖縄の夏は、まさにこの「高温多湿」。

体は冷えにくく、エネルギーを余計に使います。

強い冷房と、大きな寒暖差

暑いからこそ、オフィスやお店、バス、ホテルのクーラーは強めです。

外の猛暑と、冷えた室内。

この行き来が多いほど、自律神経は乱れます。

「沖縄で冷え?」と思うかもしれませんが

冷房に長くあたる沖縄の夏こそ、体は冷えやすい。

(→ くわしくは「夏なのに足が冷えるクーラー冷え」もどうぞ)

観光で歩き疲れる人も

旅行で訪れる方は、慣れない暑さの中をたくさん歩きます。

楽しい反面、体には大きな負担。

旅の後半に、どっと疲れが出るのもこのためです。


あなたは大丈夫? 夏バテの初期サイン

夏バテは、ある日突然来るものではありません。

体は少し前から、小さなサインを出しています。

次のうち、いくつ当てはまるか確認してみてください。

  • 朝起きても、疲れが残っている
  • 食欲がわかない、さっぱりした物ばかり選んでしまう
  • 寝つけない、夜中に何度も目が覚める
  • やる気が出ない、頭がぼんやりする
  • 体が重だるく、動くのがおっくう
  • 冷たい飲み物・食べ物ばかり口にしている

2〜3個当てはまるなら、夏バテの入口に立っているかもしれません。

ここで早めにケアすれば、本格的な夏バテは防げます。

逆に放っておくと、慢性的な疲労や

免疫力の低下につながることもあります。

「まだ動けるから大丈夫」ではなく、「サインが出たから整えよう」。

その切り替えが、夏を元気に乗り切るコツです。


夏バテになる前の、7つのセルフケア

ここからは、具体的なセルフケアです。

どれも、今日から始められる小さなことばかり。

全部やろうとせず、できそうなものから

一つずつで大丈夫です。

1. 冷やしすぎない

冷たい飲み物や食べ物ばかりだと

胃腸が冷えて働きが落ちます。

氷たっぷりの飲み物は、一日の中で回数を決める。

クーラーの設定も、寒いと感じるなら少し上げる

直接風が当たらないようにする。

「体を冷やさない」意識が、自律神経の負担を減らします。

2. 水分と塩分を、こまめに

のどが渇く前に、少しずつ飲むのが基本です。

汗を多くかいた日は、水だけでなく塩分・ミネラルも。

経口補水液や、塩分を含む飲み物・食べ物を

上手に取り入れてください。

一気にがぶ飲みするより、こまめに、が体に優しい飲み方です。

3. 温かいものを、一品

冷たい物が続くときこそ、温かい汁物を一品。

みそ汁やスープが、冷えた胃腸をほっと休ませます。

体の内側から温めると、消化も進みやすくなります。

4. 睡眠を、何より守る

夏バテ回復の主役は、睡眠です。

エアコンは「つけっぱなしは体に悪い」と

切ってしまいがちですが

暑さで何度も目覚めるほうが、体は休まりません。

適温(少し高めでもOK)で

朝までぐっすりを優先してください。

寝室は涼しく、しかし冷やしすぎない。

このバランスが大切です。

5. 夜は、ぬるめの湯船で整える

シャワーだけで済ませていませんか。

38〜40度くらいのぬるめのお湯に

15〜20分ほど、ゆっくり。

就寝の1〜2時間前に入ると

いったん上がった体温が下がるタイミングで

眠気が来て、寝つきが良くなります。

湯船につかると副交感神経が優位になり

張りつめた神経もゆるみます。

6. 軽く、体を動かす

「疲れているのに運動?」と思うかもしれません。

でも、軽い運動は血の巡りを良くし、自律神経を整えます。

激しいものは不要です。

涼しい時間の散歩や、ストレッチくらいで十分。

汗をかく習慣があると、体温調節もうまくなっていきます。

7. 朝の光で、リズムを整える

朝、カーテンを開けて光を浴びる。

たったこれだけで、体内時計がリセットされ

夜の眠りにつながります。

乱れた自律神経を整える、いちばん簡単な習慣です。


食欲がない日の、かんたん食事のヒント

夏バテで食欲が落ちると、栄養が不足し、さらに疲れる——

という悪循環に陥りがちです。

無理に食べる必要はありませんが

「少しずつでも」が大切です。

口当たりのよいものから、ゆっくりどうぞ。

消化にやさしいものから

おかゆ、うどん、冷たすぎない麺類など

胃腸に負担の少ないものを。

温かい汁物と合わせると、なお良しです。

疲労回復を助ける栄養を意識して

豚肉や大豆製品に多いビタミンB1は

エネルギーを作るのを助けます。

汗で失われたミネラルを補うなら

海藻、野菜、果物も。

たんぱく質(卵、豆腐、鶏肉など)は

疲れた体の回復に欠かせません。

薬味を、味方にする

しょうが、みょうが、ねぎ、大葉などの薬味は

食欲を引き出してくれます。

さっぱりして、胃腸にもやさしい。

沖縄の島野菜や、ゴーヤーのような夏野菜も

季節に合った力強い味方です。

むずかしく考えず、「温かい汁物+たんぱく質+薬味」を

合言葉にしてみてください。


看護師として、伝えたいこと

長く臨床の現場にいると、夏のたびに思うことがあります。

それは、多くの人が「がまんしすぎている」ということです。

暑さをがまんして冷房を切る。

食欲がないのに無理して食べる

あるいは反対にまったく食べない。

疲れているのに「これくらい大丈夫」と動き続ける。

その「がまん」が、夏バテを深くしてしまいます。

冷房は、適温で使っていい。

食べられないなら、温かい汁物一杯からでいい。

疲れたら、早めに横になっていい。

体は、あなたが思うより正直です。

「だるい」「眠れない」は、わがままではなく

体からの大切なメッセージ。

そのメッセージを、どうか無視しないであげてください。

夏を元気に乗り切る人は、強い人ではなく

早めに休める人です。


それでも疲れが抜けないときは

セルフケアを続けても、だるさが取れない。

夏のあいだ、ずっと体が重い。

そんなときは、たまった疲れを一度

根っこからリセットするのがおすすめです。

ほぐ・ルルの「全身まるごとケア」は

頭の先から足先まで、全身をていねいにほぐします。

体の緊張がゆるむと、張りつめた自律神経も休まり

不思議と気持ちまで軽くなります。

施術するのは、30年以上の経験を持つ現役の看護師。

その日の体の状態を見ながら進めるので、安心して任せられます。

「ただ癒やされたい」という日も、どうぞそのままお越しください。

夏を乗り切る体を、ここで一度、整えましょう。

>> ほぐ・ルルで夏の疲れをリセットする(ご予約はこちら)

足のむくみ・だるさが強い方、冷えが気になる方は、こちらもどうぞ。
沖縄旅行で足がむくむ理由」「クーラー冷え」


よくある質問

夏バテと熱中症は、何が違うのですか?

別のものです。

熱中症は、暑さによって体に急な異常が出る、緊急性のある状態。

夏バテは、夏の疲れが少しずつたまって起こる、慢性的な不調です。

ただし、水分・塩分・休養が大切なのは、どちらも共通しています。

なお、強い頭痛・吐き気・めまい・意識のもうろうなどがあるときは

夏バテと自己判断せず、すぐに涼しい場所で休み、必要なら医療機関へ。

食欲がないときは、無理に食べるべき?

無理は禁物ですが、まったく食べないのも回復を遅らせます。

口当たりのよいもの、温かい汁物から、少しずつどうぞ。

クーラーは、使わないほうがいいですか?

いいえ。暑さをがまんするほうが、体には負担です。

冷やしすぎないよう、適温で上手に使ってください。

夏バテは、どのくらいで治りますか?

個人差があります。

セルフケアで数日〜1、2週間で軽くなることが多いですが、長引くようなら、ほかの不調が隠れていることも。

つらさが続くときは、無理せず専門家に相談してください。

毎年、夏バテになります。体質ですか?

体質もありますが、生活習慣で大きく変わります。

「冷やしすぎ」「睡眠不足」「水分・塩分不足」が重なっていないか、見直してみてください。

それでもくり返すなら、巡りそのものを整えるケアを取り入れるのも一つの手です。


まとめ

夏バテの正体は、自律神経の乱れです。

猛暑と冷房の寒暖差をくり返すこと

汗で水分とミネラルを失うこと、眠りが浅くなること——

これらが重なって起こります。

沖縄の夏は、暑い期間が長く、高温多湿で、冷房も強い。

だからこそ、疲れが静かにたまりやすいのです。

冷やしすぎない。水分と塩分をこまめに。

温かいものを一品。

睡眠を守る。

湯船で整える。

軽く動く。

朝の光を浴びる。

この積み重ねが、夏バテを「なる前」に防ぎます。

そして何より、がまんしすぎないこと。

それでも抜けない疲れは

一度プロの手でリセットを。

元気な体で、沖縄の夏を最後まで楽しめますように。

那覇で、お待ちしています。


参考・出典

  • 厚生労働省 e-ヘルスネット(自律神経・睡眠・生活習慣)
  • 環境省「熱中症環境保健マニュアル」/厚生労働省 熱中症予防のための情報サイト
  • 厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド」

※本記事は一般的な健康情報であり、診断・治療を目的としたものではありません。
強い症状や長引く不調があるときは、医療機関にご相談ください。


この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

渋谷(しぶや)|ほぐ・ルル 施術者・現役看護師
30年以上、看護師として人の体と向き合ってきました。
たくさんの患者さんを見るうちに、気づいたことがあります。

人は、本当につらいときほど「大丈夫です」と言ってしまう。

体は悲鳴をあげているのに、それを言葉にしないのです。
病気になる前の、その「言えない疲れ」に手を届けたい。

そう思って、那覇でほぐ・ルルを始めました。気づけば13年になります。
完全予約制で、おひとりずつ。

体の状態を看護師の目で見ながら、その日のあなたに必要なケアをします。
がんばってきた体を、ここで一度、ゆるめてください。
——言えない疲れも、看護師の手は知っています。

目次